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IBM 7950
IBM 7950 はアメリカ国家安全保障局 (NSA) に納入されたシステムで、IBM 7030 (Stretch) に特別な周辺装置を付加したものである。Harvest とも呼ばれる。IBMが構築し、1962年に納入され、1976年まで運用された。暗号解読向けに設計されている。 == 開発 == 1958年4月、IBMのStretchをNSA向けのカスタマイズしたバージョンの最終設計案が承認され、1962年2月に実機が納入された。James H. Pomerene が設計し〔J.A.N. Lee, March in computing history, looking.back, ''Computer'', 29(3), March 1996〕、ニューヨーク州ポキプシーで構築した。電子回路(Stretchと同様、トランジスタで構成)はStretchの2倍の規模のものがStretch本体に付加された。若干の命令の追加が行われており、Stretchとは互換性(相互運用性)がない。 NSAによる評価では、当時の市販のコンピュータに対して50倍から200倍(タスクの種類による)の性能を発揮したという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「IBM 7950」の詳細全文を読む
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